2022/11/25 05:14




仏教では、人は「眼(げん)、耳(に)、鼻(び)、舌(ぜつ)、身(しん)」、そして第六感がはたらく「意(い)」すなわち心の感覚を持っていると考えられています。これが6つの感覚。


その感覚には受け取られ方があり、「好(良)、悪、平」の3つ。さらには「浄(きれい)、染(きたない)」の2つに分類されます。
これをかけて、6×3×236個。


加えてこの営みが、「前世・今世・来世」過去、現在、未来の3つの時間軸に分けられるということで、「36×3108」。
すなわち、108の煩悩ということになるそうです。


引用:除夜の鐘で有名な「108の煩悩」~具体的に何が108あるのか?/ニッポン放送




煩悩とは「身心を悩まし煩わせる心のはたらき」を意味します


人は誰しも、人生に悩み立ち止まることがあります


そんな時、原因を探し、それを自身でなく他者に委ねてしまうことがよくあります


だがしかし、結論を急ぐ必要はありません


自身を煩わせる心は、108つもあるのです


心とはこんなにも複雑で絡み合っているものなのですから


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CACICO